トピックス

出荷最盛間近 収量確保に一丸

2023.10.05

秋ブロッコリー出荷目揃会

 当JAでは9月19日から秋ブロッコリーの出荷が始まりました。猛暑の影響で、早い作型では花形の乱れや病害虫の発生が多く見られ厳しい出足となりましたが、9月下旬からの気温低下により品質・収量ともに回復傾向にあります。10月中旬~下旬の出荷ピークに向け、収量の確保と品質アップを目指しています。
 当JAの令和5年度秋ブロッコリー作付面積は97戸で約35ha。前年比で約20%減となる中、暑さの影響を受けて途中で栽培を断念した圃場もあり、さらに10ha(4kgDB換算で約2万ケース)減となる見通しであることがわかりました。
 この厳しい状況を打破し高値販売につなげようと、10月3日には各支店の営農担当者ら14人が中島村のキュウリ選果場に集まり、出荷目揃会を開きました。参加者は、他県産地の情勢や各担当地区の生育状況、今後の出荷見通しなどを共有。この先、黒すす病や軟腐病の発生で出荷量の減少も懸念されることから、早めの対策を講じることを確認しました。また、この日荷受けされた現物に触れながら等級振り分けの基準について意見を交わしました。
 営農部園芸課の仁平行洋課長は「ピンチをチャンスに変えるべく、高価格帯での販売に向けて品質の維持と規格統一に努めてほしい」と呼び掛けました。
 出荷は12月初旬まで続く見込みで、出荷目標の8万ケースに1ケースでも近づけるよう一丸となって取り組んでいきます。



        サンプルを手に出荷規格のすり合わせをする職員

Page Top