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社長になって経営を疑似体験

2023.12.12

初の試み マネジメントゲーム研修会

 12月6日、マネジメントゲーム研修会を白河営農経済本店で開きました。同研修会は、県中央会の農業後継者育英基金を利用した新規就農者研修事業の一つで、当JAでは初の取り組みです。管内の生産者4人とJAの営農担当職員14人が受講し、ゲームを通して実践的な経営管理能力を身に付けました。
 参加者が架空の会社の社長となり、ボードゲーム形式で材料の仕入れから商品の販売、決算作業というビジネスサイクルを回しながら業績を競い合う内容。リアルな疑似体験を楽しみながら経営スキルを養いました。 三部会計事務所の安藤由将さんらが講師を務めました。
 農家の高齢化や人手不足、生産資材の高騰により農業の取り巻く環境が厳しさを増している中で、地域農業を担う新規就農者と営農指導員には、的確な経営を判断しながらの継続的な農業、経営支援策の提供、農家所得の向上が求められています。
 受講した参加者は「売り方や会社経営の方法など考えながら出来たことが面白かった。今後は様々な視点から、自分が経営する上での強みを見つけて成長していきたい」と話しました。

 


          頭をフル回転させて経営戦略を考える参加者

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